判決を受け、垂れ幕の前で胸の内を語る原告団の森松明希子代表(右から2人目)=2日午後、大阪市北区、大阪地裁
判決を受け、垂れ幕の前で胸の内を語る原告団の森松明希子代表(右から2人目)=2日午後、大阪市北区、大阪地裁

 国の責任はまたしても認められなかった。東京電力福島第1原発事故から15年。関西への避難者が損害賠償を求めた訴訟の判決は2日、原告側が切望した国への請求を退けた。「怒りしかない」「司法の自殺だ」。突然日常を奪われ、いまだに多くが避難生活を続ける。大阪地裁に詰めかけた同種訴訟の全国の原告や支援者も落胆の声を上げた。