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和佐父地区の区長から食料を受け取る高齢者=香美町村岡区入江
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和佐父地区の区長から食料を受け取る高齢者=香美町村岡区入江
町職員から衛星電話の使い方について説明を受ける孤立集落の住民=新温泉町高山
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町職員から衛星電話の使い方について説明を受ける孤立集落の住民=新温泉町高山
かんじきを履いて雪道を進み、そりに積んだ発電機を運ぶ町職員=新温泉町高山
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かんじきを履いて雪道を進み、そりに積んだ発電機を運ぶ町職員=新温泉町高山
雪の影響で倒れた電柱などの復旧工事が進む現場=香美町村岡区入江
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雪の影響で倒れた電柱などの復旧工事が進む現場=香美町村岡区入江

 大雪による影響は18日も続き、兵庫県新温泉町高山地区は依然として孤立解消のめどが立っていない。同県香美町を含めて停電の復旧作業が進んでいるが、倒木などの被害地点が多く、作業は難航している。停電により断水する地区も続発し、新たな影響も。住民は「電気や水は、いつ戻る」と不安が広がっている。

 関西電力送配電などによると、但馬地域の停電は18日午後6時時点で約2300軒まで減った。同社は関連会社を含め県内各地から約300人を動員。週末はさらに増員させる。

 最大5集落(83世帯)が孤立した新温泉町は、高山地区を残すのみに。町は17日午前に職員を派遣し、被災状況などを調査。18日昼には、職員が灯油2缶(36リットル)▽ガソリン1缶(18リットル)▽発電機1台▽衛星電話3台を車で地区のふもとまで運び、道が倒木でふさがれると、物資をそりに載せ、約1時間かけて雪道約2キロを進んだ。

 地区では、職員が各世帯を訪問。男性(74)は「外部と連絡できると不安が和らいだ」とほっとした表情を浮かべた。停電は16日朝から続き、男性は「道路の復旧も待ち遠しいが、今は電気が恋しい」と話した。

 17日から断水が続く香美町では、同町雪害警戒本部が給水車を出し対応。同町村岡区入江の射添地区公民館前でも、住民たちが空のポリ容器などを手に並び、水を受け取った。近くの自営業男性(47)は、16日朝から自宅や経営する工場が停電し、石油ストーブなどで寒さをしのいだ。工場のトイレの水の確保が急務で「まるで想定外の災害」と困惑した様子で話した。

 また標高約300メートルにある和佐父地区(13世帯)では県道から集落へ続く道沿いで倒木が相次ぎ、電線の断線が続発。16日から停電となり、17日夕方まで除雪が進まず、一時は孤立状態に陥った。

 自宅前の雪かきに追われていた施設職員の男性(47)は「育ち盛りの子どもがいるので、炊飯器で米を炊けないのが一番困る。携帯電話も使えず、通電にはまだ数日かかるのでは」と不安を口にした。

(金海隆至、末吉佳希)

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