兵庫県豊岡市日高町祢布の豊岡市商工会で25日、縁起物のミニ門松を作る催しが開かれた。同会女性部日高支部のメンバーら13人が参加。園芸に詳しい地元の設備工事業、船田誠さん(73)を講師に招き、高さ約1メートルの門松を仕上げた。会員が持ち帰り、それぞれの企業などに飾る。
催しは3年目。会員が商売を手掛けることから、新年への弾みを付けてもらおうと企画している。
参加者は、こもを巻いた鉢に砂を詰め、おめでたい「松竹梅」を順に配置。船田さんから「竹の断面を見せて」「全体のバランスが大事」などと助言を受けながら、思い思いの鉢を仕上げた。
女性部長の谷口千惠子さん(72)は「コロナの収束はもちろん、各企業で仕事が順調に進むように、新年への願いを込めて仕上げた」と話していた。(阿部江利)
