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左脚をなくした状態で保護されたコウノトリ=稲美町内(沖野智美さん提供)
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左脚をなくした状態で保護されたコウノトリ=稲美町内(沖野智美さん提供)

 兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市祥雲寺)にこのほど、左脚の下半分を失った状態のコウノトリ1羽が運ばれた。同県稲美町内のため池で、かい掘り中の泥に足を取られ、弱って動けなくなっていたところを住民らが保護したという。同公園で治療を受け、体力の回復を待っている。

 同公園によると、昨年春に豊岡市内で生まれた1歳の雌。秋には「左脚の指先をけがしている」との情報が寄せられ、同公園の獣医師らが同市内で保護しようとしたが、保護を予定していた前日に飛んでいってしまったという。

 その後、他の若鳥などと共に同県加古川市などに飛来。徳島県鳴門市で左脚の半分を壊死(えし)で失ったが、片足で立ち、羽でバランスを取りながら餌を取っていたという。自力で飛べるため、ここでも救護できなかった。

 今年1月1日以降は加古川市や稲美町で目撃され、ため池から助け出された後、救護施設を経て同公園に運ばれた。長く片足で生活していたとみられ、現在も立ち上がれないが、餌を与えるとしっかり食べているという。

 同公園では2020年度、14羽の野外コウノトリを保護し、うち7羽が回復した。同公園の担当者は「鳥インフルエンザなどの心配もある。弱っているコウノトリを見掛けたら、くちばしが鋭くて近づくのは危ないので、各市町の文化財や野生鳥獣担当に連絡してほしい」と話している。(阿部江利)

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