通学環境の不便なへき地の分校として、兵庫県内で唯一存続する香美町立余部小学校御崎(みさき)分校(同町香住区余部)が来年度、在籍児童の不在で休校することが分かった。地元集落には新たな就学対象者がなく、未就学児が0歳の1人しかいないことから、当面は休校が続くとみられる。同町教育委員会は「将来的な再開や統合については、保護者や住民の意見を第一に尊重して考えたい」としている。(金海隆至)
海沿いの山中にある御崎地区の分校は、1915(大正4)年に設置。集落の児童は1~3年に分校で学んだ後、高学年になると山道を歩いて約4キロ先の麓にある本校へと通ってきた。2001年からは集落と本校を結ぶ町民バスの運行が始まり、利用するようになったという。
分校は過去にも1992~93年度、2010年度に休校したが、児童数の回復を受けて再開してきた。11年度以降は1~3人が在籍し、20年度は3年の女児1人が教員1人とマンツーマンで過ごしてきた。3月24日には恒例の分校卒業式と併せて、休校式が行われる予定だ。
少子化が進む中の教育環境のあり方について、町教委は15年度から毎年、小中学校の校区単位で保護者や住民を対象にした「学校版教育環境会議」を開催。学校存続については出席者の3分の2以上が「統合を望む」とアンケートに答えた場合に、総合教育会議で方針を決定するとしている。
御崎分校の今後について、分校で学んだ卒業生で、昨年秋に集落で誕生した男児の父親(32)は「本校との統合を考えてほしい。再開してもまた子どもが1人では。同級生や多くの人に囲まれ、コミュニケーションを取れる環境で学ばせたい」と話す。
本校の児童数も同町が発足した05年度の36人から、21人に減少する。町内出生者数の減少などから先細りは必至とみられ、御崎地区自治会長の門浦光吉さん(66)は「住民の大半は統合を望むのでは。今後、気持ちを一つにできるように話し合いたい」と語った。

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