但馬

  • 印刷
本庁舎でのクラスター発生を受けて会見する養父市の広瀬栄市長ら(左)=養父市役所
拡大
本庁舎でのクラスター発生を受けて会見する養父市の広瀬栄市長ら(左)=養父市役所

 兵庫県養父市は8日、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が市役所本庁舎で発生したことを受けて会見した。3月30日、市職員の初の感染者が確認されて以降、計9人が感染したことを報告。市の対応を説明した上で広瀬栄市長は「市の感染拡大防止の中心となる立場の市役所から発症者が出たことを非常に重く受け止めている。市民に多大な心配をおかけし、申し訳ない」と述べた。(桑名良典)

 同市では、感染者に関する情報を把握し次第、発表している。7日までに、同市八鹿町八鹿の本庁舎で働く職員9人の感染が確認された。市は3月31日にPCR検査を8人に実施。その後、4月3日に新たに職員2人の感染が確認されたため、6人に抗原検査を行った。感染拡大が止まらないため、5日からPCR検査を集中的に実施してきた。

 感染拡大や経路について市も調査しているが、判然としないという。広瀬市長は「複数の由来が同時に起きている印象。おおむね三つ程度の要因があると推測できるが、なぜかと思うところはある」とした。県対策本部によると「職員間の机の近さや換気の悪さが気になった」としている。

 市はまた「感染した職員の外での飲食や送別会などはなかった」と説明。5人以上の会合などは自粛を求めてきたことも強調して「行動履歴も聞いたが確認できなかった」としている。

 感染者以外にも濃厚接触者と判定された9人が自宅待機などを続けている。部長級など幹部職員が不在の部署もあるが、広瀬市長は「電話での連絡などで対応できる。業務に支障はない」としている。本庁舎と各地域局の移動は6日から制限したことも説明した。

 一方、市民や区長会などの団体からは怒りの声や不信感が広がっている。「どの部署で感染拡大したのか情報がない。怖くて市役所に行けない」「窓口担当者以外でも会って話をすることもある。市の担当者から連絡がなく、打ち合わせもできない」などの声が上がる。同市は「ここ数日は、検査などの業務に追われた。一区切りついたので対応をしていく」としている。

【記事特集リンク】新型コロナウイルス

但馬
但馬の最新
もっと見る

天気(5月6日)

  • 23℃
  • ---℃
  • 10%

  • 24℃
  • ---℃
  • 10%

  • 24℃
  • ---℃
  • 10%

  • 27℃
  • ---℃
  • 0%

お知らせ