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死んでしまったコウノトリの雌(左)とペアの雄=2016年、三江小(豊岡市提供)
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死んでしまったコウノトリの雌(左)とペアの雄=2016年、三江小(豊岡市提供)
子どもたちが遊ぶ校庭に設置されている人工巣塔=2018年、三江小(豊岡市提供)
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子どもたちが遊ぶ校庭に設置されている人工巣塔=2018年、三江小(豊岡市提供)

 兵庫県豊岡市は21日、同市庄境の三江小学校内にある人工巣塔で暮らしていたコウノトリの雌が、近くの鎌谷川の堤防の上で死んでいるのを発見されたと発表した。雌はペアの雄と5年連続で12羽のひなを巣立たせてきた。今年も産卵しており、間もなくふ化の時期を迎えるところだった。(石川 翠)

 三江小は県立コウノトリの郷公園に一番近い小学校で、2006年に巣塔が設置された。雌は同市山本の人工巣塔で12年5月に生まれ、8歳だった。養父市で放鳥された雄と16年に三江小の巣塔で初めてひな2羽を巣立たせ、以降5年間毎年子育てを繰り返してきた。

 今月19日午後3時20分ごろに、市民から「コウノトリが死んでいる」との連絡を受け、市職員が駆け付けたところ、鎌谷川の堤防であおむけになって死んでいる1羽を発見したという。

 見た目に外傷はなかったが、同園で解剖したところ、首の骨折が判明。内臓も傷ついていたという。

 発見された現場の上には送電線が通っており、衝突して落下した可能性もあるとみられる。

 三江小では21日朝、全校集会で西垣秀樹校長が児童に事情を説明。コウノトリが死んだこと、6年生が入学した年に初めてのひなが巣立ったことなどを伝えた。「命の大切さやぬくもりなどを学ばせてもらったことに感謝して、死をしっかりと受け止め、自分や友達の命の重みを改めて考えてほしい」などと呼び掛けたという。

 1カ月前に卵を抱く行動をしていることを伝えたばかりだったこともあり、子どもたちはじっと聞き入っていたという。

 現在は雄が卵を温めている。市によると、数日でふ化する予定で、設置しているカメラ映像で観察を続けるという。

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