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コウノトリの郷公園が試作した看板デザイン
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コウノトリの郷公園が試作した看板デザイン

 兵庫県立コウノトリの郷(さと)公園(同県豊岡市祥雲寺)は、運転者らにコウノトリへの注意を呼び掛ける看板のデザインを試作し、会員制交流サイト「フェイスブック」内で紹介している。4月中旬、同県朝来市内で子育てをしていたコウノトリのペアの雄がけがをして同公園に保護され、その後に死んでしまう事例が発生。現場の状況や検視の結果によると、交通事故に巻き込まれた可能性があることから、試作に踏み切った。(阿部江利)

 同公園によると、死んだコウノトリは同市内の人工巣塔で子育て中だった4歳の雄。田んぼの水路でけがをして動けなくなっているところを発見され、同公園に保護されたが、2日後に死んだ。検視などの結果、骨折や内臓損傷などの状態から、飛んでいるときに車と衝突した可能性があると推測されるという。

 同ペアは2020年、朝来市内では初めて繁殖に成功。雌は残されたひな3羽の世話をしていたが、餌を取るため巣塔を離れている間に、カラスなどに襲われる危険があったため、同公園がひなを保護した。ひなは現在、飼育コウノトリのペアに託されている。

 野外で暮らすコウノトリの死因は、送電線への衝突や獣害対策ネットに引っ掛かるなど人間活動に由来するものが多い。コウノトリが道路付近を飛んだり歩いたりする可能性がある場合に、注意喚起のため活用してもらおうと、看板のデザイン案を試作した。

 同公園総務課の中島徹也指導主事は「繁殖地の周辺などで、コウノトリの共存を考えるきっかけにしてもらえたらうれしい」と話している。

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