今年4月、兵庫県豊岡市山王町に、但馬地域で初めての四年制大学「芸術文化観光専門職大学」が開学した。全国各地から約80人の若者が但馬にやってきている。開学して1カ月。いろいろな立場の人たちが、但馬での学生生活を楽しんでもらおうと動いている。「ようこそ但馬へ」の思いを集めた。(阿部江利)
◆
「学生たちが卒業した後、就職先などで『豊岡っていい所だよ』と、言ってくれたらいいなと思って」
豊岡市中央町にある創業55年の日本料理店「おさらぎ」の2代目、細間章司さん(51)が笑顔で話す。
「豊岡の大学を出たと言ったら、『豊岡ってどんな所だった?』って聞かれるでしょ。そのとき、そう言ってほしいんですよ」
細間さんは現在、市街地に学生たちの居場所をつくる計画を立てている。元スナックだった建物を、飲食店にするのが第1弾だ。
「ここに来れば誰かがいて、ただいまと言える。居ていいんだと思わせてくれる人がいつも集っている。そんな場所をつくりたい」
自らも28~21歳の子ども3人がいて、親の気持ちはよく分かる。
「そりゃあ、わが子を豊岡みたいな遠い所に送り出すことになったら、親は心配ですよ。親が安心できる環境づくりが必要だと余計に思うんです」
新しい店では、学生は何を食べても飲んでも1割引きで、店主と一緒に料理をしたり、わいわいしたり。
さらに大きな計画もある。大学の近くの空きスペースなどを生かし、小規模な農家の自家栽培野菜などを売りつつ、学生らが過ごせる居場所もつくることだ。
「とにかく、みんなが入りやすいようにして、地元の人や関心のある人たちをどんどん巻き込んで続けられる取り組みにしたい」
◆
築約90年の旧料亭「とゞ兵」(同市中央町)。4月上旬の土曜。暖かな昼下がりに、同施設の再生を手掛けた設計施工業の小山俊和さん(43)が、学生に飲み物を割引する「学生ウエルカムデー」を催した。
2日間で学生や住民ら50~60人が訪れ、「一緒ににぎやかなまちにしましょう」などと談笑した。
小山さんは、2019年春から豊岡に移り、とゞ兵の再生に取り組んでいる。20年春には地元の若手経営者らと地域活性化団体「to do」を結成。デザインを生かしたまちづくりや地元の魅力発信、学生向けの現場実習も進める。
今では市内だけでなく但馬全域から若者らが訪ねてくる。建物内には飲食店が新たに開業し、シェアキッチンも完成。「使えるようにする準備が整い、次は使ってもらう仕掛けづくりを考える段階。ここのモデル事例を各地に広げたい」と話す。
学生らには「何がしたい?」と尋ねている。「私はとゞ兵が面白い。それぞれのいろんな視点で自分がやりたいことを見つけてほしいし、見つかったときには応援します」と笑う。
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