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カバンツクリエーション0203の中野嘉容さん(左)とコーヒー豆袋を提供した山根勝三郎さん=豊岡市中央町
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カバンツクリエーション0203の中野嘉容さん(左)とコーヒー豆袋を提供した山根勝三郎さん=豊岡市中央町

 兵庫県豊岡市のかばん工房「カバンツクリエーション0203」(同市中央町)の中野嘉容(よしたか)さん(52)が、同市の老舗コーヒー専門店「ヒグラシ珈琲」(同市千代田町)の山根勝三郎さん(75)と協力し、コーヒー豆の麻袋を活用したミニトートバッグを製作した。豆を取り出した後は廃棄されていたが、産地・南米の独特の色合いや模様が印刷された生地として見いだされ、おしゃれなオリジナル商品に変身した。(石川 翠)

 ヒグラシ珈琲は創業90年。2代目の山根さんによると、ブラジルやコロンビアなどの輸入豆を仕入れた際に豆が詰められた麻袋は廃棄するか、知人に譲り、農作物入れや、船の甲板の滑り止めなどに活用されるかだった。

 昨秋、山根さんが「丈夫で見た目もおしゃれなのにもったいない」と、以前から知り合いだった中野さんに話したところ、「かばんにしてみよう」と意気投合。新商品を開発することになったという。

 目の粗い麻素材のため、ほつれないよう、裁縫する際の間隔を調整し、裏地と布端の処理も工夫。南米らしい明るいイメージの赤、緑、黄の「ラスタカラー」を使った太い織物テープを側面の素材にして、アクセントを付けた。

 試行錯誤の末、強度が保たれ、使用しやすいミニトートバッグ(縦15センチ、横23センチ、幅7センチ)が完成。使われた素材の部分によって文字や柄が異なる一点物だ。

 山根さんは「コーヒー豆の贈答品の入れ物にも使える。中野さんは丁寧な人柄で、私の思いをこうした形にしてもらえて感動」と喜んでいる。中野さんは「将来的には市内のカフェなどに置いてもらい、立ち寄った人にかばんのまちだと知ってもらうきっかけになれば」と話している。

 4950円。他のサイズも製作中。カバンツクリエーション0203TEL0796・34・6623

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