「だるまちゃん」シリーズなどで知られる日本を代表する絵本作家、加古里子(かこさとし)さんの特別展「かこさとし絵本展」が17日、兵庫県豊岡市立美術館「伊藤清永記念館」(同市出石町内町)で始まった。同市などが進めるコウノトリの野生復帰事業に共感した加古さんが、コウノトリと共生するまちの様子を描いた作品「コウノトリのコウちゃん」の原画も全国で初めて全場面を公開。温かみのある11作品約50点が並ぶ。(石川 翠)
加古さんは福井県武生(たけふ)市(現越前市)生まれ。1959年にデビューし、著書は600冊以上に上る。2018年に92歳で亡くなった。逝去の1年前に出版された「コウノトリのコウちゃん」は、加古さんの故郷の越前市や豊岡市で、コウノトリが再び空を舞うことを目指して取り組まれていることに感銘を受け、制作されたという。
タイトルは、1970年に越前市に飛来して地元で「コウちゃん」として親しまれていた野生のコウノトリから付けられた。けがをしていたため豊岡市の人工飼育場に運ばれ、ここで「武生」と名付けられて34年間も生きており、同市とのゆかりも深い。
豊岡市が、この絵本の読み聞かせによる環境学習を相談したところ、直筆メッセージが寄せられた。さらに普及啓発のために手ぬぐいも作ることになったが、下絵の段階で亡くなったため、市民団体「コウノトリ湿地ネット」が完成させた。たくさんのコウノトリが飛び交い、エサとなる魚や虫が描き込まれている下絵が展示されている。
代表作の展示コーナーでは、「だるまちゃん」シリーズの赤くて丸いだるまちゃんの愛らしい表情や動きが細やかに描かれている複製原画などが見られる。「からすのパンやさん」や「どろぼうがっこう」など人気作品も並ぶ。
作品ごとに連想できる豊岡市の特産やスポットなどもパネルで紹介している。
訪れた男性(63)と妻(63)=堺市=は「子どもも孫も夢中で読んでいた。加古さんの人に対する優しさが温かみのある絵に表れている」と話していた。
9月26日まで。午前9時半~午後5時。入館料600円(高校・大学生400円、小中学生200円)。同館TEL0796・52・5456

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