但馬

時計2021/7/20 05:30神戸新聞NEXT

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 兵庫県の新たな知事に元大阪府財政課長の斎藤元彦氏が選ばれた。斎藤氏か前県副知事の金沢和夫氏か、候補者推薦を巡って自民党が分裂しての選挙戦。但馬の関係者は、結果をどう受け止めたのか。県政への期待や注文を聞いた。(桑名良典、金海隆至)

 但馬地域では全市町で、金沢氏の得票が斎藤氏を上回った。斎藤氏の擁立に向けて自民党県議団を離脱した一人、橘秀太郎県議(美方郡選出)は「維新への抵抗を感じる人も多く難しい選挙だった」と振り返った。斎藤氏について「地方への思いが強い」とし、「一丸となり地域創生に取り組んでいきたい」と話した。

 同じく斎藤氏支持の広瀬栄養父市長は「都市と地方の間にある医療、教育などの格差是正が急務。全市町を回って個別に首長と対話し、実情把握に努めてほしい」と注文を付けた。

 一方、金沢氏を支援した藤田孝夫県議(養父市・朝来市選出)は「残念だが民意は受け止めたい」とし、斎藤氏が打ち出すゼロベースでの事業見直しに「行革に異論はないが、中身が問題。自民と維新を納得させる施策をどう打ち出すか。議会も発信力を高めたい」と話した。

 同じく金沢氏を支援した浜上勇人香美町長は「県の実情を把握した人に安定した県政を継続してもらいたかった」と言葉少なに語った。その上で、人口減少や産業振興などの課題を挙げ「“五国”それぞれの課題を理解した政策を展開し、但馬にもしっかりと光を当ててほしい」と述べた。

■得票率、但馬全市町で金沢氏が最多

 18日に投開票された県知事選は、当選した斎藤元彦氏と金沢和夫氏の事実上の一騎打ちに終わった。ただ但馬地域での得票率は斎藤氏が38%、金沢氏が46%で選挙結果とは異なり、金沢氏が多くの支持を集めた。

 今回の知事選は、自民の推薦決定などを巡り、地元国会議員と県議が割れた。但馬の各市町別では、有効投票数に占める候補者の得票数割合を示す得票率が、斎藤氏36~39%、金沢氏44~47%となった。

 また但馬地域の投票率は2017年の前回とほぼ同じ。過去最多タイの新人5人が争い、県政史上初の自民分裂となったが、伸び悩んだ。(桑名良典)

 各市町の投票率は次の通り。

 豊岡市51・37%(0・16ポイント増)▽養父市61・59%(0・01ポイント減)▽朝来市55・47%(1・41ポイント減)▽香美町59・12%(0・05ポイント増)▽新温泉町61・07%(0・03ポイント増)

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