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「真夏のイチゴ狩りを楽しんで」と、香美苺をPRする今岡秀毅さん(右から3人目)と従業員ら=香美町村岡区口大谷
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「真夏のイチゴ狩りを楽しんで」と、香美苺をPRする今岡秀毅さん(右から3人目)と従業員ら=香美町村岡区口大谷
夏イチゴの含有量が6割近く、風味の濃厚な「香美苺ジェラート」(ユースランド提供)
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夏イチゴの含有量が6割近く、風味の濃厚な「香美苺ジェラート」(ユースランド提供)

 猛暑が続く今夏、兵庫県香美町村岡区特産の「香美苺(いちご)」はいかが-。同町村岡区中大谷のスキー場運営会社「ユースランド」が8月上旬から、涼しい気候を生かして栽培している夏イチゴのイチゴ狩りを始める。新型コロナウイルス禍で打撃を受ける地域の観光を活気づけようと、バスツアー客向けに企画した。夏イチゴの摘み取りを体験できる施設は全国でも珍しいといい、「赤く鮮やかな果実と、独特の酸味を楽しんで」とアピールしている。(金海隆至)

 同町にあるスカイバレイスキー場を運営する同社の今岡秀毅社長(65)が、15年ほど前からシーズンオフの収益確保を目指し、一年を通じて収穫できる「四季成り」イチゴの栽培を始めた。夏は特に国産イチゴが不足し、京阪神を中心に洋菓子店でニーズが高まる傾向があることなどから着目したという。

 試行錯誤を経て、現在は同町村岡区口大谷の農地にビニールハウス7棟を設け、従業員らと「赤い妖精」という品種を高さ約1メートルの「高設ベンチ」の上で栽培する手法に励む。毎年4月に約1万1千株の苗を植え、6月上旬から12月にかけて収穫。地元の道の駅や県内外に「香美苺」と名付けて出荷するほか、規格外や余ったものを活用し、製造を委託したジェラートやジャムも販売して人気を集めている。

 香美苺は粒が大きくサクサクとした食感が特徴で、爽やかな酸味を楽しめる。バスツアー客向けのイチゴ狩りは約20分間、ビニールハウスを開放して食べ放題とする予定で、ジェラートも試食してもらう。

 香美町と提携した阪急交通社(大阪市)が、8月7日~9月下旬、阪急西宮北口駅(同県西宮市)や同川西能勢口駅(同県川西市)、大阪・梅田、JR奈良駅(奈良市)などを発着地とし、香美町内の「たじま高原植物園」や「余部橋梁(きょうりょう)」などを日帰りで巡るコースの1カ所にイチゴ狩りを組み込んだ。料金は1万数千円程度。また、神姫観光(同県姫路市)も9月下旬~10月中旬に、神戸や姫路、明石など県内各地を出発する日帰りコースの途中で立ち寄ることを企画中という。

 特殊な光を照射して糖度を高める装置を試験導入するなど、香美苺の品質向上に努める今岡さん。PRにも余念がなく、「過密とは縁遠い香美町の山間部で、甘酸っぱい完熟のイチゴを心ゆくまで味わって」と話している。

 ツアーの予約や販売の問い合わせはユースランドTEL0796・96・0375

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