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辰鼓楼をイメージした「辰のしずく」と、湖月堂の企画広報担当の石田安佳梨さん=豊岡市出石町内町
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辰鼓楼をイメージした「辰のしずく」と、湖月堂の企画広報担当の石田安佳梨さん=豊岡市出石町内町
辰鼓楼の時計盤をモチーフにした和菓子「辰のしずく」(湖月堂提供)
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辰鼓楼の時計盤をモチーフにした和菓子「辰のしずく」(湖月堂提供)

 兵庫県豊岡市出石町の和菓子店「湖月堂」はこのほど、今春に創建150周年を迎えた時計台「辰鼓楼(しんころう)」をモチーフにした新作和菓子「辰(とき)のしずく」を発売した。スノードーム状の寒天の底に時計盤をあしらった台紙が置いてあり、のぞき込むと文字が揺らいで浮かび上がってくる。同店は「出石の歴史をタイムトリップするような気分を味わってほしい」とPRしている。(阿部江利)

 同店は創業96周年。企画広報担当の石田安佳梨さん(33)によると、「長く地域で支えてもらった恩返しを」と考えていたところに新型コロナウイルス禍が発生。1年以上をへて、今年は辰鼓楼が時計台として動き始めた年月日が特定され、9月8日が「いずし時の記念日」に制定されたこともあり、商品開発に乗り出したという。

 これまで店に辰鼓楼を題材にした商品はなく、当初は和菓子職人の父安彦さん(61)が練り切りで辰鼓楼の石垣ややぐらを再現していた。「より面白いものを」と家族らと検討を重ねる中、文字盤に焦点を絞り、寒天を生かしたシンプルな商品が完成したという。

 「辰のしずく」は直径4センチ、高さ2・5センチほどで、定番商品と、季節ごとに味を変える商品の2種類を用意。寒天の中には辰鼓楼近くの堀のコイやかつてあった松をあしらったようかんを浮かべ、夏版は青と透明の2層に分け、ショウガを利かせた。

 同店の菓子は、地元住民らがもてなしのために買い求めることが多いという。石田さんは「観光客の方はもちろん、地元の方にも『おうち時間』にまちの歴史を感じてもらうきっかけにしてもらえたらうれしい」と話す。定番商品、季節商品とも1日5個限定で、1個324円。同店TEL0120・52・2154

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