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ラベルや梱包用カートンのデザインを一新した梨ワイン「梨花一輪」(左)とスパークリングワインの「梨花一輪スパークリング」=トキワ
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ラベルや梱包用カートンのデザインを一新した梨ワイン「梨花一輪」(左)とスパークリングワインの「梨花一輪スパークリング」=トキワ
搾汁機にかけるナシを水洗いする従業員=トキワ
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搾汁機にかけるナシを水洗いする従業員=トキワ

 兵庫県香美町香住区三谷の発酵食品会社「トキワ」が16日、同町の特産二十世紀梨を原料にした「梨ワイン」の仕込みを始めた。梨本来の味わいを生かしたワインは全国でも珍しく、発売以来35年にわたり親しまれる。今年は20~40代の顧客層を意識して11年ぶりにラベルや梱包(こんぽう)用カートンのデザインを一新。柴崎明郎社長(50)は「食事のシーンだけでなく、手土産や贈答用としても活用してもらいたい」とアピールしている。(金海隆至)

 同社は1985年、ワインの製造免許を取得し、翌86年に梨ワイン「梨花一輪(りかいちりん)」の販売を始めた。優しい甘さとみずみずしさが好評で、アルコール分が8%と低いため飲みやすく、女性を中心に高い人気を誇る。2008年には炭酸ガスを加えたスパークリングワインも開発した。

 原料となるナシは、鳥取県産や京都府京丹後市産も含め、約10・3トンを調達した。台風による落果などで例年より少なめだが、糖度は11度前後あり甘さは申し分ないという。

 従業員らはこの日、収穫されたナシを水洗いして搾汁する作業に励んだ。新鮮な果汁は数日冷やして果肉と分離し、上澄み液のみを他のタンクに移して3~4週間、低温発酵させる。その後、加熱して酵母を取り除き、ろ過を経て12月中旬の完成を目指す。

 新酒の販売開始は、来年6~7月を見込む。柴崎社長は「二十世紀梨の風味と特長を生かしたワインが今年もできそう」と自信を見せた。

 定番の梨花一輪が約1万200本(360ミリリットル換算)、スパークリングワインの「梨花一輪スパークリング」が約5500本(同)を製造し、山陰地方の宿泊施設や道の駅などに出荷する。また、トキワのオンラインショップでも販売している。同社TEL0796・36・4001

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