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花札「とよおか・花めぐりの旅」を制作した服部清隆社長(左)とイラストを担当した高畑一桜さん=豊岡市小田井町
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花札「とよおか・花めぐりの旅」を制作した服部清隆社長(左)とイラストを担当した高畑一桜さん=豊岡市小田井町
豊岡市の名所や特産品などを落とし込んだイラストで制作した花札。革を貼って縁取ってある=豊岡市小田井町
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豊岡市の名所や特産品などを落とし込んだイラストで制作した花札。革を貼って縁取ってある=豊岡市小田井町

 花札に描かれているツルがコウノトリになっている。兵庫県豊岡市の名所や名産品を絵柄にしたオリジナルの花札を制作する企画が進んでいる。手掛けるのは、地元かばんメーカーの服部(同市小田井町)。かばんの製造技術を生かし、牛革を貼って縁取った逸品だ。クラウドファンディング(CF)で資金を募っている。(石川 翠)

 新型コロナウイルス感染拡大で売り上げが激減する中、同社の服部清隆社長(57)が「変わる世の中で、自分たちも変化するための一例に」と企画した。「とよおか・花めぐりの旅」と名付け、趣味でイラストを描いていた入社2年目の社員高畑一桜(いっさ)さん(20)とともに取り組んでいる。

 花札は、おなじみの植物や動物などがすべて豊岡にゆかりのある絵柄に描き換えられている。高得点の札「光札」のツルはコウノトリに、上空から羽を出している鳳凰(ほうおう)は爪を伸ばすカニに。短冊札も、出石焼の風鈴やアカイカ、円山川に浮かぶボートが、短冊に見立てて描かれている。

 点数の低い素札も、松の間にコウノトリの人工巣塔が立っていたり、アヤメの奥に日和山海岸の「竜宮城」とリュウグウノツカイが描かれていたりする。

 かばんメーカーらしく、縁取りは革を使って1枚ずつ手作業で貼り付け、ミシンでステッチを入れている。紙製バージョンもある。

 かばん製造の技術を学ぶために県外から就職してきた高畑さんは「社長と一緒に神社など現地を巡りながら制作し、豊岡のことを知ることができた」と話している。

 服部社長は「地元出身者ならすぐ分かる景色をちりばめたので、離れていても懐かしんでもらえるはず。商品は外注して仕事をシェアしたい」とする。

 価格は紙の縁取りが1セット3960円、収納ケースが入るミニかばん付きは6600円。牛革を貼った製品は同4万6200円。

 CFサイト「キャンプファイヤー」で寄付を受け付ける。返礼品は花札セット。20~30%割引で購入できる形で寄付額を設定している。服部TEL0796・22・6161

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