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但馬産の木材を大胆に使用したテーブルや椅子などが並ぶ会場=円山川公苑美術館
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但馬産の木材を大胆に使用したテーブルや椅子などが並ぶ会場=円山川公苑美術館
「キリのリンゴ」に手を掛ける草分みのるさん。後ろは「ダダの棚」シリーズ=円山川公苑美術館
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「キリのリンゴ」に手を掛ける草分みのるさん。後ろは「ダダの棚」シリーズ=円山川公苑美術館

 兵庫県豊岡市の家具工房「アウゲ」(同市小島)の家具職人、草分みのるさん(67)の作品展「家具の世界に遊ぶ モダン・クラシック・アート」が、県立円山川公苑美術館(同)で開かれている。但馬産の無垢材(むくざい)を使うなど素材の個性を生かして、「和」や「洋」などさまざまな様式を合わせた自由な発想のデザイン34点が並ぶ。10月10日まで。(石川 翠)

 草分さんは旧竹野町出身。神戸での修業などを経て、1993年から工房を営んでいる。

 特撮番組「ウルトラマン」に登場する怪獣「ダダ」の顔を連想させることから命名した代表作の「ダダの棚」シリーズは、カエデとケヤキ、トチの3種類が並ぶ。上部が半円で高さ約2メートルの重量感のある家具ながら、取っ手などの形状を少しずつ変え、木目をあえてそろえずタイルのような模様に仕上げるなど、繊細さを感じさせるデザインになっている。

 但馬地域のキリで作った「キリのリンゴ」はまるで半分に割れた大きなリンゴのような見た目のテーブル。断面には木目の美しいトチの木が使ってある。

 他にも、成長過程で芯の部分が茶褐色になってしまった「黒芯(くろじん)」と呼ばれるスギをあえて使った「黒神杉(くろじんすぎ)」シリーズや、地元中学生がトライやる・ウィークの期間中に制作した「トライやるの椅子」なども見応えたっぷりだ。

 草分さんは「木材を見て頭に浮かんできたイメージを形にしているので、ほとんどが一点もの。『絵になる家具』を目指しており、身近な木材がこんな形に変わるのだと驚きを感じてもらえるはず」と話している。

 午前9時~午後5時。大人350円(高校生以下無料)。県立円山川公苑美術館TEL0796・28・3085

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