３１日投開票の新温泉町長選には、再選を目指す現職と元町議の新人が立候補した。人口減少対策、新型コロナウイルスの収束後を見据えた産業の活性化策など４項目について、考えを聞いた。（原則として原文のまま）
【１】この４年間の町政の評価は
７５点
浜坂病院の経営を改善。温泉を活用したまちづくり「温泉天国」で情報発信し、知名度を上げた。新型コロナ対応を巡る町民の評価はまずまずだ。
【２】人口減対策、移住定住促進にどう取り組むか
決め手は温泉の活用と子育て環境の充実だ。観光地や海・山の幸など地域の資源の魅力を最大限発揮できる知恵と行動力で移住者の呼び込みにつなげる。
【３】産業振興、地域活性化をどう進めるか
町民１人あたりの所得は県内で最も低い状況があり、新型コロナの感染拡大で町の活力は大きく失われた。ハウス栽培など「もうかる農業」の推進を図る。
【４】医療、福祉の充実にどう取り組むか
新温泉町の高齢化率は４割を超えた。浜坂病院の役割を維持しつつ、鳥取の大病院とのすみ分けを図らなければならない。障害者らの雇用の充実も必要。
【特集ページ】新温泉町長選
