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野口雨情がしたためた短冊を手にする西村総一郎社長=西村屋
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野口雨情がしたためた短冊を手にする西村総一郎社長=西村屋

 城崎温泉の老舗旅館「西村屋」(兵庫県豊岡市城崎町湯島)で、童謡「シャボン玉」などを手掛けた詩人野口雨情(1882~1945年)の直筆の短冊が発見された。「おいて(で)なさいよ 城崎繁昌(はんじょう)」としたためられ、調査をした「出石民謡保存会」会長の渋谷朋矢さん(47)は「今の新型コロナウイルス禍で大変な思いをした城崎への激励にも感じられる」と話す。(石川 翠)

 野口雨情が但馬地域に残した作品を調べている渋谷さんが、知人の西村屋の西村総一郎社長(47)に尋ねたところ、本館にある「郷土展示室」の収蔵庫に保管されていることが分かった。

 短冊は「金の雨ふる 黄金降る」と続く。署名の字体が昭和初期に作詞された「豊岡小唄」のものと似ていることから、同時期の作品とみられる。

 当時、西村屋の当主は、城崎町長として1925年の北但大震災の復興に尽力した西村佐兵衛氏だったこともあり、渋谷さんは「震災で大きな被害を受けた城崎の復興を願って書いたのでは」と推測する。

 西村社長は「城崎にエールを送ってくれたのだろうと思うとありがたい」と話している。

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