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木彫フォークアートへの思いを語る山田洋次監督。養父市大屋町在住の作家、松田一戯さんが贈ったえとの置物を手にする(養父市提供)
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木彫フォークアートへの思いを語る山田洋次監督。養父市大屋町在住の作家、松田一戯さんが贈ったえとの置物を手にする(養父市提供)

 兵庫県養父市は1月1日からケーブルテレビ「ふれあいネット」で、同市大屋町の芸術文化として育まれた木彫をテーマに、映画監督山田洋次さん(90)のインタビューを放映する。山田さんが1994年の第1回から10年間、「公募展木彫フォークアートおおや」の審査員を務めた縁で実現した。山田さんは「発想豊かな作品から、僕自身も刺激をもらった。コンクールが発展するよう期待している」とメッセージを送っている。(桑名良典)

 山田さんは91年、鳥取県で映画「男はつらいよ 寅次郎の告白」を撮影していた際、旧大屋町(現養父市)職員の岩見清さん(69)から同町での講演を依頼されたのがきっかけで、木彫展の審査員を快諾。退いた後は、「山田洋次記念賞」を設けている。

 今回のインタビューは、清さんの娘で同市職員のちはるさん(31)と、同展の事務局を務める大屋地域局の上村圭局長(48)が11月末に、東京都内で行った。

 山田さんは「人間を温かく、しかもちょっとユーモラスに眺めているような作品が印象深い。猫や虫だっていいし、社会的な観点を持つ作品もあり、豊かな発想にひかれた」と話す。

 自らは映画監督として「億単位の予算があり、興行収入で評価される世界が裏にある」と語った上で、「木彫をやる人はそういうものから解放され、自分の愛する形を木の中から彫り出していく。オリジナルな感じがうらやましい」と話す。最後に「『寅さん』も29年ぐらい続いたかな。木彫展も27年続いたことが値打ち」とした。

 上村局長は「公募展の展示は当初、入選作に限る予定だったが、あればあるほど面白いと全作品の提案を受けた。そんな監督の思いを、番組を通して見てほしい」と呼び掛けている。

 番組は15分間。初回は1日午後6時45分から。放映は14日まで。今後、「木彫フォークアートおおや」のホームページでも閲覧できる。

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