「まち全体が一つの温泉旅館」がコンセプトの城崎温泉(兵庫県豊岡市城崎町湯島)で、各宿泊施設の予約状況などのデータを自動収集する事業が始まる。地元の旅館とホテルは、個々の予約状況と全体の動向を比較できる仕組み。需要予測などを可能にして効果的な集客戦略の立案につなげ、一帯の収益力向上を目指す。(丸山桃奈)
関係者によると、デジタルトランスフォーメーション(DX)によるエリア挙げての観光振興に向けた取り組みは、全国でも珍しいという。
城崎温泉の若手旅館経営者や豊岡市などで3月に発足した「豊岡観光DX推進協議会」が事業を担う。同協議会に参画する43の旅館などが6月中までに新システム「豊岡観光DX基盤」を導入し、予約データの共有を目指す。
新システムは、宿泊施設の個別サイトや旅行会社などを通じて予約が入ると、日程や人数、金額、客室の稼働状況などを自動的に集約。宿泊施設の個々の売り上げや旅行客が特定される個人情報は除く。
システムを導入する旅館やホテルは、個々で保有する宿泊データと、温泉街全体の当面の予約状況を比べながら、収益アップに効果的な宿泊プランを考案できる。需要動向に即して宿泊料金を変えたり、出勤者の数も調整したりできるという。
同協議会は、温泉街にある飲食店や土産物店、観光施設などにもシステムの導入を進めていく方針。一帯の宿泊予約状況を共有することで、食材や商品の仕入れ量などをにぎわいの予測に応じて適正にすることが可能という。従業員の態勢も調整できるという。
これまで温泉街全体の予約状況を即時に把握する仕組みがなく、各宿泊施設は個々のデータと推測に頼ってきた。同市は2021年度当初予算にシステム導入の関連費用として約3400万円を計上した。
温泉街全体で収益力を高めるとともに、将来的には市中心部や出石、日高などを含めた市内全域の観光データを集約し、市域全体で周遊の促進につなげる考えだ。
豊岡ツーリズム協議会の高宮浩之会長は「これまでは遅く、粗いデータ集めでプランや料金は経験と勘で決めてきた。データを収集することで、地域で季節ごとの戦略を考えられ、お客さまのニーズにより一層応えられるようになる」と話した。

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