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体を洗われるそらちゃん=香美町香住区余部
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体を洗われるそらちゃん=香美町香住区余部
「またやりやがったな…」とホースを追いかけるそらちゃん=香美町香住区余部
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「またやりやがったな…」とホースを追いかけるそらちゃん=香美町香住区余部
散水ホースにタックルするそらちゃん=香美町香住区余部
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散水ホースにタックルするそらちゃん=香美町香住区余部
普段はとてもおとなしい=香美町香住区余部
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普段はとてもおとなしい=香美町香住区余部

 兵庫県香美町の展望施設「余部鉄橋『空の駅』」の駅長を務めるケヅメリクガメの「そらちゃん」(7歳雌)。散歩の時間は公園で雑草を食べたり、日なたぼっこしたりして駅長生活を満喫しているが、おとなしい性格の彼女も体を洗われる時間だけはご機嫌斜めだ。水浴び後はいつも、据え置き式の散水ホースに怒りのタックルをかましている。(長谷部崇)

 もともと、神戸でペットとして飼われていたそらちゃんは2018年、地元の「あまるべ振興会」に寄贈された。甲羅の直径約50センチで、体重は約15キロ。「空の駅」の麓の小屋で暮らし、1日2回の散歩の時間は公園を歩き回ってクローバーやタンポポをむしゃむしゃ食べる。駐輪場の片隅で日なたぼっこするのがお気に入りで、愛くるしい姿はまさに余部のアイドルだ。

 そらちゃんの世話係は、近くの田中良作さん(61)。散歩中に遠くまで行かないよう見守りながら、うんちで汚れた小屋のシートを1枚ずつ洗い、キャベツやニンジンを混ぜた食事も供する。ホースやブラシで体をきれいに流すのも田中さんの仕事だ。

 しかし、そらちゃんは、この水浴びがよほど腹に据えかねるのか、1年ほど前から放水が終わると巻き取られていくホースを追いかけ、本体に突進するようになった。ひっくり返っても鼻息は収まらず、渾身の体当たりが続く。

 人なつこいそらちゃんは、水を放つホースが諸悪の根源と考えているようで、田中さんがホースを片付けると、気が済んだように再び雑草を食べ始める。田中さんもタンポポの花を摘んでプレゼント。公園に平和な日常が戻るのであった。

 駅長という立場上、うんちを体に付着させたまま人前に出るわけにもいかない。水場でも用意できればよいのだろうが、当面は哀れな散水ホースにそらちゃんの八つ当たりを受け止めてもらうことになりそうだ。

 そらちゃんの散歩の時間は午前9時半~10時半と午後3~4時。顔を触るのは嫌がるという。隣接する道の駅「あまるべ」では、そらちゃんグッズも販売している。

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