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オオサンショウウオについて発表する4人の生徒たち=生野高校
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オオサンショウウオについて発表する4人の生徒たち=生野高校

 生野高校(兵庫県朝来市生野町真弓)の2年生の4人2組が、日本ハンザキ研究所(同町黒川)の協力を得て取り組んだオオサンショウウオの調査や研究の成果を、「日本オオサンショウウオの会・朝来大会」(17~19日)で発表する。テーマは、オオサンショウウオが取水堰(せき)を登るためのスロープの観察と「肥満度」。資料の作成を終え、18日の発表を前に練習に励んでいる。(小日向務)

 4人は、1年時から探究の授業でオオサンショウウオについて学んでいる。このうち、渡邉貫太さん(17)と田村湧斗さん(17)はスロープの観察を担当。スロープは2年前、同校近くの市川の堰で県などによって整備され、昨年12月、ハンザキ研究所が生徒たちとともに観察用のカメラを設置し、10分ごとに撮影を続けている。

 研究では、昨年12月12日~今年5月2日に撮影した1万7919枚をチェック。サギ、シカ、コイなどの生き物が周辺に生息していることを確認した。オオサンショウウオの姿も確認されたが、スロープを登る姿は見られなかった。

 調査期間が寒い時期だったため、渡邉さんは「活動が活発になる繁殖期を含め、今後も調査を継続し、後輩たちに引き継ぎたい。初めてだった川岸や川の中の移動が大変だったが、楽しかった」と話した。

 一方、山本樹澪さん(16)と田中莉菜さん(16)は同研究所のオオサンショウウオの身体検査を手伝う中で、体が大きくても体重の軽いサンショウウオがいることに気付いた。研究所から過去のデータの提供も受けて個体ごとの変化を分析。雌は夏に、雄は秋に個体差が大きくなるとの傾向をつかんだ。

 山本さんは「産卵時期は夏のため、雌は産卵で体重が大きく減り、差ができるのではないか」と推測。ただ、雄についてはよく分からず、「今後も研究を続けたい」という。

 同大会の参加募集は締め切ったが、朝来市民は申し込み不要で見学できる。

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