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チェーンソーでヒノキを切り倒す古川紗野さん=香美町村岡区寺河内
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チェーンソーでヒノキを切り倒す古川紗野さん=香美町村岡区寺河内
久田和幸さん(後列中央)の班で技術を磨く古川さん(前列右)=香美町村岡区寺河内
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久田和幸さん(後列中央)の班で技術を磨く古川さん(前列右)=香美町村岡区寺河内

 兵庫県香美町と新温泉町を所管する北但西部森林組合でこの春、女性の森林技士が採用された。大阪府高槻市出身の古川紗野(さの)さん(23)。山に入って重さ約5キロのチェーンソーを操り、伐採の技術を身に付けようと奮闘している。(長谷部崇)

 古川さんは大学で京都の文化を学んでいたが、地球温暖化にも関心があり、就職活動では自然や環境に関する職種を希望。林業は人々の生活に不可欠で、環境保全にも貢献できることから、新卒者を募集していた同組合の試験を受けた。

 同組合では4月1日時点で森林技士が46人いるが、女性の新卒採用は古川さんが初めて。「体力面では不安があったけど、OLよりも森の中で仕事する方が自分に合っていると思います」と話す。森林技士は3~5人の作業班を組み、古川さんは同期の平田佳之さん(24)とともに、主任森林技士の久田和幸さん(50)の班に編入された。

 久田さんは全国の林業従事者がチェーンソーの腕前を競う「日本伐木チャンピオンシップ」(5月21、22日・青森市)で決勝まで残ったスペシャリスト。古川さんも冬の現場見学で久田さんの技を目の当たりにして「すごい」と感動したといい、チェーンソーの扱い方を一から教わっている。

 「自然に囲まれて仕事をするのは非現実的な感じもあるけど、木を切るときに重心や倒れる方向を探っていると、木と話しているような感覚になる」と古川さん。「力が足りない部分を技術でカバーできるように腕を磨いていきたい」と意気込んでいる。

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