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超小型電気自動車「コムス」。山陰らしいイカのラッピングが特徴=新温泉町浜坂
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超小型電気自動車「コムス」。山陰らしいイカのラッピングが特徴=新温泉町浜坂
「鉄子の部屋」から引き継がれた鉄道グッズ=新温泉町浜坂
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「鉄子の部屋」から引き継がれた鉄道グッズ=新温泉町浜坂

 JR浜坂駅(兵庫県新温泉町)前のまち歩き案内所「松籟庵(しょうらいあん)」が、交流・情報発信拠点の機能を増強している。1人乗りの超小型電気自動車(EV)を導入したほか、同駅構内で並べられた鉄道グッズを引き継いで展示を始めた。サービスを強化し、施設を刷新して、観光客らへの利便性向上を図る。(末吉佳希)

 導入した超小型EV2台は、いずれもトヨタ車体製の「コムス」。鳥取県智頭町の「智頭石油」が所有し、世界ジオパークに認定された山陰海岸ジオパークの周遊を目的に、同社が鳥取砂丘や岩美町で展開する「ジオコムス」の一環として貸与を受けた。

 同案内所は昨年末に導入を始めたが、雪の影響などもあり今春から本格的な運用が始まった。新温泉町内にはレンタカー店がないため、鉄道で訪れた観光客の利便性向上を図る狙いもある。

 家庭用コンセントで充電でき、小回りが利くため、細い道でも運転しやすいのが特長。最高時速は60キロ、航続距離は1回の充電で50キロ程度といい、松籟庵の田村綱正所長は「海沿いの景色から山あいの湯村温泉まで、町内の観光地を余すところなく楽しめる」と力を込める。

 プランは1時間(2千円)と3時間(3千円)で、普通自動車の運転免許証が必要。

    ◇

 また、スペースの一角で11日から、鉄道グッズの展示を始めた。同駅構内の「鉄子の部屋」で扱われていた約60点が並ぶ。

 鉄子の部屋は、2008年に新温泉町がJR西日本から駅舎の空きスペースを無償で借り受けて開館。元国鉄職員や鉄道ファンからの寄贈品300点超の展示物が人気を集め、約14年で延べ10万7千人以上が来館し、今年3月末に閉館した。

 閉館を惜しむ住民や鉄道ファンから存続を望む声を受け、松籟庵の和室を使った展示を始めた。かつて鉄子の部屋の入り口に飾られていたのれんや、国鉄時代に使用された駅長の制帽や機関士の腕章などのほか、蒸気機関車の銘板や行き先案内板など貴重な品々がショーケースに並ぶ。

 同町の担当者は「展示品を定期的に入れ替えるなどして少しでも多くの人に楽しんでもらえれば」と話している。

 観覧無料。午前9時半~午後5時半。松籟庵TEL0796・80・1126

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