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 兵庫県養父市で120年余続いてきた伝統行事「八鹿夏まつり」について、地元の区長会や自治協議会などが廃止を決めたことが分かった。警備費の増大や運営に充てられる協賛金が集まりにくくなっているため。住民らが出展する「造り物大会」や花火大会、夜店など、同市内の夏の風物詩が姿を消すことになる。住民らからは復活や代替イベントを望む声も上がっている。

 八鹿夏まつりは但馬に本格的な夏の訪れを告げる行事。各地区が出展する名物の造り物大会や花火大会などが人気だった。2019年を最後に新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ2年連続で中止としていた。

 八鹿地区自治協議会によると、明石の歩道橋事故や京都・福知山での露店爆発事故などを受けて、警備費が増大したことが廃止の理由という。運営資金の半分を企業や個人からの寄付金で賄っていたが、コロナ禍に伴う地域経済の疲弊で資金の確保が難しくなった。また、事故が起こった場合、賠償責任の能力もないとしている。

 昨秋に「おわび」として住民に中止を告知したが、この夏を前に「今年は祭りはないのか」との問い合わせや、今年4月に行った住民アンケートでも祭りの復活を求める声があるという。

 八鹿地区では、今月17日に「やぶ市民交流広場」で、武庫川女子大音楽学部の企画協力で「YBファブのナツフェス!」を開く。特設ステージで音楽ライブやビンゴゲーム大会、地元区や商工会青年部などによる「屋台村」などを予定している。(桑名良典)

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