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番組を収録する佐伯和亜さん(右)とグレゴリーさん=豊岡市大手町
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番組を収録する佐伯和亜さん(右)とグレゴリーさん=豊岡市大手町
神戸新聞NEXT
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 「おーとろっしゃ」「なつべる」「何しとんさるん」などの但馬弁を英訳するとどうなるのか-。兵庫県豊岡市のコミュニティー放送局「FMジャングル」で、但馬弁から英語への言い換えを紹介する番組「レッツ エンジョイ 但馬弁 ミラクル イングリッシュ」が人気を集めている。但馬出身の2人のパーソナリティーが、但馬弁の微妙なニュアンスを表せる英語のフレーズを探ることで、英語を学びながら但馬弁を改めて見つめ直していく。(石川 翠)

 2021年8月から断続的に続けている番組。海外勤務を経て但馬地域の高校で英語講師を務めるグレゴリー(本名・西垣義嗣)さんが、但馬弁を英訳し、毎回、佐伯和亜さんと軽妙な掛け合いをしていく。

 例えば、「驚いた」「びっくりした」という意味の「おーとろっしゃ」は「That's amazing(ザッツ・アメイジング)」。「片付ける」の「なつべる」は「put(プット)~in(イン)」となる。

 リスナーからの投稿も多く、「おおがっそう」もその一つ。束ねるほどには伸びていない子どもの髪がぼさぼさになっている様子を指す。グレゴリーさんが「『おおがっそうだがな、はよ散髪行ってきねえな』と昔よく言われました」と振り返った後、「My hair is untidy(マイ・ヘア・イズ・アンタイディー)」と例文で紹介。「きちんとした」という意味の「tidy」に否定を表す接頭辞「un」が付いていると説明した。

 「年配の女性が口にされるのをよく耳にする」とのリスナーからの投稿で、「何しとんさるん」や「何しとんさりますん」は、男性が使うことが多い「何しとるんだいや」とは異なるニュアンスという。「『何をしているの』というシンプルに進行形が合っているかもしれない」と、「What are you going?(ホワット・アー・ユー・ゴーイング)」の英訳を提案した。

 「そもそも但馬弁を標準語に変換するのが難しい」と佐伯さん。「こすりつける」を意味する「ねしくる」も「ねちっこさがある」などと、言葉を使う状況を思い浮かべながら2人でニュアンスを考えていき、最終的にグレゴリーさんが頭を悩ませて、近い英語表現に置き換えている。

 2人は「リスナーから教えてもらって初めて知る単語もあったり、状況を思い浮かべてニュアンスを改めて考えたりして、但馬弁を見つめ直す機会になる。使わなくなっている但馬弁もあるので、ぜひ教えてほしい」と呼びかけている。

 番組は6月末に一度終了したが、9月に再開する。

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