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ふるさと文化賞を受けた竹田地区の「松明まつり」=朝来市和田山町竹田(朝来市提供)
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ふるさと文化賞を受けた竹田地区の「松明まつり」=朝来市和田山町竹田(朝来市提供)

 地域の安泰を願って江戸時代中期から続く兵庫県朝来市和田山町竹田の「竹田松明(たいまつ)まつり」が23日午後8時前から、同地区の円山川右岸河川敷で営まれる。3年ぶりの開催となる上、今春、県芸術文化協会から「ふるさと文化賞」を贈られており、地元では意気込んで開催準備を続けている。

 1762年と翌年に、竹田地区で大火が続いたことがきっかけ。地区の対岸の朝来山中腹にある愛宕神社にこもり堂を建てて、火難からの無事を祈り、地区の各町が右岸の河川敷にたいまつを立て、献灯奉納したのが始まりとされる。

 現在は朝来橋下流の河川敷で、地区内の旭町が中心となって続けている。ただ最近2年間は、新型コロナウイルス感染拡大のため、神事のみだったという。背景となる山頂には国史跡・竹田城跡もある。

 たいまつは、朝来山から切り出した木2本にかがり火をともしたもので、いずれも高さは約6メートル余り。点灯後に対岸に設けた祭壇で神事を執り行うという。

 竹田区の松浦修三区長は「文化賞は突然だったので驚いた」と喜ぶ。以前、松明まつりの集客を図るため、別のイベントを併催したこともあり、「受賞を機にまつりを盛り上げていこう-と地区で検討を始めている」と話している。(小日向務)

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