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全国新酒鑑評会の金賞受賞酒と、木村祥三社長(左)、勝原誠杜氏=此の友酒造
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全国新酒鑑評会の金賞受賞酒と、木村祥三社長(左)、勝原誠杜氏=此の友酒造

 此の友酒造(兵庫県朝来市山東町矢名瀬町)の大吟醸酒が、2021酒造年度(21年7月~22年6月)の「全国新酒鑑評会」で8年連続となる金賞を受けた。小規模な蔵での連続受賞は珍しいという。「酒造に使う水の良さが大きいが、ここまで続くのは奇跡」と喜び、「これからもできる限り続けたい」と意気込む。(小日向務)

 同鑑評会は今年4月に予審、5月に決審があった。新型コロナウイルス感染症の影響で予審のみで終わった19年度を挟み、8年連続の金賞となった。

 同社は、1690(元禄3)年の創業。円山川の支流である粟鹿(あわが)川の伏流水を使って酒造を続けており、現在は、銘柄「但馬」を中心とする日本酒などを造っている。「金賞受賞酒」は県内産の山田錦を精米歩合38%まで磨いて醸造した。アルコール度数は16度。既に販売を始めている。

 昨年の夏は気温が低めで、酒米が軟らかく溶けやすかった。品質に影響が出ないよう、酒蔵ではストップウオッチを片手に、酒米を水に漬ける時間を厳密に管理するなどして対応した。杜氏(とうじ)の勝原誠さん(49)は「気を使う必要はあったが、いい米で満足いく酒ができた」と話す。木村祥三社長(63)は「小さい蔵だけに、杜氏が全ての作業に関わり、目を光らせている。その点もいい日本酒を造れることにつながっている」と説明する。

 21年度の受賞酒について木村社長は「穏やかで上品な香りと五味のバランスの取れた繊細な味わいが特徴。冷やで飲むのがお勧め」という。

 金賞受賞酒は1・8リットル瓶(1万1千円)が100本、720ミリ瓶(5500円)が500本限定。但馬各地の酒販店などで購入できる。同社TEL079・676・3035

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