特殊詐欺被害を未然に防いだとして、兵庫県の豊岡署は22日、日高府中郵便局に感謝状を贈った。高額の送金をしようとした来客を1時間以上説得して、振り込みを思いとどまらせた。通常ではあり得ない高金利での資産運用の勧誘だったが、相手側はLINE(ライン)で頻繁にやりとりをして信用させていたとみられる。(石川 翠)
同署によると5月9日、近くの女性(61)が来局し、窓口で500万円を送金したいと申し出た。当初はインターネット上で送金しようとしたが、遂行できずに窓口を訪れたようで、この日に神鍋郵便局から応援で来ていた職員の土肥貞視さん(64)が対応した。大金の使途を尋ねても具体的な回答がなく、しばらく会話を続けていくと、「投資」「仮想通貨」などの単語が出てきたという。
日高府中郵便局の國眼聡局長(43)も同席して話を聞き出すと、女性はスマートフォンに届いたメールで資産運用に関心を抱き、相手側とラインでやりとりをしていたことも分かってきた。
相手側は「年利は18%、500万円以上なら50%」と、不自然な高金利を提示したという。詐欺の可能性が高いため、送金をやめるよう1時間ほど繰り返し伝えたところ、女性はひとまず帰宅した。
その後、不安を拭いきれなかった國眼局長が女性に電話すると、別の金融機関で送金をしようとする口ぶりだった。女性はたまたま郵便局に忘れ物をしていたことから、機転を利かせて来局を促した。その間に豊岡署に通報し、署員が到着するまで女性とさらに対話を重ねて、何とか送金を引き留めたという。
女性は2人との長時間のやりとりで、貯金など家庭の資産が減っていく将来への不安感から運用に手を出そうとしたことや、他人に口外しないという約束を相手側と交わしていたことなどを話してくれたという。
地元で民生委員も担う土肥さんは、これまで特殊詐欺被害の実態を研修などで学んでいた。「『私だけ特別』『期限が迫っている』などの(特殊詐欺で頻繁に出てくる)ワードばかりですぐにピンときた」と振り返る。
國眼局長は「日頃から来客と会話することが多く、気軽にしゃべれる雰囲気づくりを心がけている。今後もそれぞれの変化に気を付けながら対応したい」と話した。

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