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アカガレイやアカエビが次々と競り落とされた=香住漁港西港
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アカガレイやアカエビが次々と競り落とされた=香住漁港西港
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アカガレイやアカエビが次々と競り落とされた=香住漁港西港

 沖合底引き網漁が1日に解禁され、兵庫県但馬各地の漁港で2日朝、今季の初競りがあった。県但馬水産事務所によると、昨季から1隻減の39隻が操業を予定。アカガレイなどが水揚げされ、港が活気づいた。

 香美町の香住漁港西港では、操業漁船6隻のうち中型2隻が帰港した。いずれも不漁が予想されるハタハタは狙わず、但馬漁業協同組合によると、アカガレイやアカエビなど2・5トンを水揚げ。漁獲金額は約230万円だった。

 「大祐丸」の膳所直樹船長(39)は「昨年、大量発生した大型クラゲを見かけず、一安心。今季はハタハタが難しそうなので、(ハタハタ用の)網を替えようかと考えている」と話した。

 新温泉町の浜坂漁港と諸寄漁港では3隻が帰港。浜坂漁協によると計約4・2トンを水揚げした。魚種別では、アカガレイ=1・6トン▽ハタハタ=1・3トン▽スルメイカ=1・1トン-がほとんどだった。

 台風11号が日本海側に接近するとみられ、解禁早々から関係者は気をもむ状況。同漁協の川越一男組合長は「気象状況に加え、燃料や漁具の価格高騰、漁価の動向などに気を配りながら操業する能力が求められる」と話した。(長谷部崇、末吉佳希)

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