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「ざぶざぶ」「ぶくぶく」などの擬音語とともに温泉に入っているかのような写真が撮れるコーナーも=城崎文芸館
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「ざぶざぶ」「ぶくぶく」などの擬音語とともに温泉に入っているかのような写真が撮れるコーナーも=城崎文芸館

 城崎温泉街の若手旅館経営者らでつくるNPO法人「本と温泉」の取り組みを紹介する企画展が、兵庫県豊岡市城崎町湯島の城崎文芸館で開かれている。著名作家らの城崎にまつわる書き下ろし作品を、地元で限定販売してきた活動の足跡などが分かる。12月ごろまで。

 同法人は2013年に発足。志賀直哉(1883~1971年)の城崎来訪100周年を記念して代表作「城の崎にて」と、注釈書を合わせた手のひら大のオリジナル本を第1弾として発行した。その後、万城目(まきめ)学さん、湊かなえさん(洲本市在住)、人気絵本作家ユニット「ツペラツペラ」によるオリジナル著作を発行してきた。

 企画展では、同法人の立ち上げ経緯や、それぞれの著作に込められた思いなど、裏側について紹介されている。湊さんのカニの足をイメージした外装など、こだわりの装丁についての説明もある。

 地域おこし協力隊として城崎温泉の魅力発信に携わる松原香苗さんは「温泉につかっているような気持ちでゆったりと見てほしい」と話している。

 入館料500円(中高生300円、小学生以下無料)。午前9時~午後5時。水曜休館。城崎文芸館TEL0796・32・2575

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