富山県以西の日本海でズワイガニ漁が解禁された6日、兵庫県の但馬地域の各漁港でも初競りが行われた。冬の味覚を代表する松葉ガニ(ズワイガニ雄)の漁が幕を開け、来年3月末にかけて観光客らでにぎわうカニシーズンに入る。新型コロナウイルス感染拡大の懸念を残しつつ、初競りで1匹200万円を超えるカニも登場するなど浜は活気づいた。
但馬の5港から沖合底引き網漁船39隻が出漁し、このうち津居山、香住、浜坂の3港であった6日の初競りには計23隻が帰港した。島根・隠岐諸島の北方で8隻が操業した柴山港の初競りは7日午前7時から予定している。
5日に7隻が出漁した浜坂漁港(同県新温泉町)では、翌6日の午前中に漁船が次々と帰港。正午から初競りが始まった。上屋に競り人の勇ましい声が響き渡る中、1匹200万円を超える落札もあり、初物のならではの「ご祝儀相場」で競り場は熱気を帯びた。
神戸市中央区で日本料理店「料理屋植むら」を営む植村良輔さん(46)は「漁師への応援の思いを込め、高値で買った」と話した。
諸寄漁港(同町)を5日深夜に出発した「美寿丸」は同港沖約20キロの地点で網を計5回投入し、約2200匹のズワイガニを漁獲した。投網してからゆっくりと船を走らせた後、巨大なリールで海中から網を引き上げる。甲板では大小さまざまなズワイガニを1匹ずつ選別。所定のサイズに満たなかったり、甲羅が汚れたりしたカニを海に戻す作業を繰り返した。
船主の濱根秀樹さん(60)は初日の水揚げ量が例年より少ないとしつつ、「身が締まった質の高いカニをお届けできると思う」と話した。
浜坂では、他の漁業者からも「昨年に比べてさらに数が少ない」との声が聞かれた。
「第一幸榮丸」船主の川越伸二さん(60)は「昨年の初日よりもさらに少ない。稚ガニはいるので、我慢のしどころだと思って踏ん張りたい」と強調。「順風丸」船長の中村信人さん(56)は「浜坂漁協の新ブランド『煌星』が誕生したが、匹敵する大きなカニが少ない。原油高で燃料代が圧迫されて厳しい」とした。(斎藤 誉、長谷部崇、石川 翠)

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