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雪がちらつく水田で餌を探すコハクチョウ=豊岡市内
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雪がちらつく水田で餌を探すコハクチョウ=豊岡市内

 冬の訪れを告げる渡り鳥のコハクチョウが、今年も兵庫県豊岡市内に飛来している。市立コウノトリ文化館(同市祥雲寺)によると、15日午前8時前には、同市内の水田で18羽を確認。真っ白な成鳥と、灰色の羽毛をまとった幼鳥が一緒に餌を探す様子が見られる。

 コハクチョウは全長約120センチ。シベリアで繁殖し、越冬のために南下する。

 同市内では、生き物を増やすため、冬も水田に水を張る「冬期湛水」が続いており、コハクチョウが好んで降りてくる。今年も水が張られ始めたのに合わせ、12月初めから飛来が確認されるようになった。

 水田では、稲刈り後に育った実や雑草の根を食べている。友田達也副館長(66)は「北陸などでまとまった雪が降ると、さらに南下してくるのではないか」と話す。(阿部江利)

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