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「わさビーフ風味タレ付き揚げだし豆腐」を手にする(右から)大豆工房の植田滋社長と山芳製菓の梅田登美雄専務、朝来市の藤岡勇市長=朝来市伊由市場
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「わさビーフ風味タレ付き揚げだし豆腐」を手にする(右から)大豆工房の植田滋社長と山芳製菓の梅田登美雄専務、朝来市の藤岡勇市長=朝来市伊由市場
山芳製菓と大豆工房が共同開発した「わさビーフ風味タレ付き揚げ出し豆腐」(さとの雪食品のホームページから)
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山芳製菓と大豆工房が共同開発した「わさビーフ風味タレ付き揚げ出し豆腐」(さとの雪食品のホームページから)

 ポテトチップスの「わさビーフ」で知られる山芳製菓(東京・板橋)と、油揚げや厚揚げなどを製造する大豆工房(兵庫県朝来市伊由市場)が「わさビーフ風味タレ付き揚げだし豆腐」を共同開発し、期間限定で販売を始めた。わさビーフを看板商品とする山芳製菓がたれを監修し、大豆工房が製造。いずれも朝来市内に工場を構える縁で協業を実現させた。今後も、さらなる連携強化を図るという。

 山芳製菓はポテトチップス生産で国内3位。同市伊由市場にある関西工場が唯一の直営工場という。北東約300メートルの場所にある大豆工房は、食品充填(じゅうてん)装置を製造する四国化工機(徳島県北島町)のグループ会社。グループ内の別会社「さとの雪食品」を通して、油揚げや厚揚げなどを販売している。

 山芳製菓と大豆工房、朝来市が同市内で会見し、新商品などについて説明した。大豆工房が一昨年秋、山芳製菓に声をかけ、昨年3月ごろから共同開発を始めた。新商品の豆腐は、厳選した国産の大豆とにがりを使用。レンジで加熱した後に、ワサビの刺激とビーフのうま味のあるたれをかけて食べる。

 大豆工房の植田滋社長は「技術的に評価はされているが、当社の製品はオーソドックスなものが多く、『エッジ』が効いた(個性のある)商品がほしかった」と説明。山芳製菓の梅田登美雄専務は「かなり厳しく改良していただき、非常にいい出来上がりになった」と話す。

 1パック200円前後。近畿や四国、愛知県のスーパーなどの店頭に近く並ぶという。先行発売した山芳製菓の直売所(同市伊由市場)では好調な売れ行きという。販売は3月末まで。

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