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市民課の窓口に設置されたセルフレジ。職員と接触せずに支払いなどができる=朝来市役所
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市民課の窓口に設置されたセルフレジ。職員と接触せずに支払いなどができる=朝来市役所

 兵庫県朝来市は12日、商業施設などに相次いで整備されているセルフレジを、本庁と各支所の窓口に設置したと発表した。住民票をはじめとする各種証明書の交付手数料や、水道料金の支払いなど90種類の業務に対応する。窓口で支払う際に職員との接触を極力減らし、新型コロナウイルスの感染リスクを抑える狙い。但馬地域の市町でセルフレジの導入は初めてという。

 設置したのは、本庁の市民課や税務課と、生野、山東、朝来支所の窓口で、必要な手数料などを市職員が入力する「セミセルフレジ」といわれるタイプ。利用者は、窓口で証明書の交付を申請した後、レジに表示された手数料などの合計額の貨幣を投入口に入れ、釣り銭や領収書などを受け取る。10日から稼働を始めた。

 各種証明書の発行手数料などに加え、固定資産税など市税の納入や水道料金の支払いなどもできる。本庁では2課の窓口でセルフレジ対応し、支所の窓口では全ての支払いなどに対応できる。

 同市は、固定資産税などの納付や水道料金の支払いを本庁や支所だけでなく、コンビニエンスストアやスマートフォンの各種決済アプリでもカバーしてきた。

 コロナ禍で非接触のニーズが高まったことからセルフレジを導入。感染防止に加え、業務の効率化やデジタル化の推進を図る。コロナ禍が収束した後も継続して利用し、将来的にはセルフレジでもキャッシュレス決済できるようにする予定という。

 同市会計課TEL079・672・6128

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