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ドライブレコーダーに写っていた外壁が崩落する瞬間。黄色の上着を着た係員の上に落下物が写っている=豊岡市大手町(読者提供)
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ドライブレコーダーに写っていた外壁が崩落する瞬間。黄色の上着を着た係員の上に落下物が写っている=豊岡市大手町(読者提供)

 JR豊岡駅前にある商業施設「アイティ」(兵庫県豊岡市大手町)の立体駐車場の外壁が落下した原因が、さびによる劣化の可能性が高いことが13日、関係者への取材で分かった。市などは、落下した周辺の外壁も「危険な状態」と判断。建物を管理する「アイティ管理組合法人」に、早期の取り外しや全面点検などの対策を求めた。

 関係者によると、落下した外壁パネルの部材や、パネルがあった4階の鉄骨などを目視で検査した結果、パネルと鉄骨をつなぐ溶接部分や、留め金などの部材が全体的にさびており、固定しきれなくなった可能性が高いという。

 落下した周辺の2カ所でも外壁パネルが浮いたように見えるといい、市は同組合法人に対し、これらの外壁の早期撤去と、全面調査の実施を口頭で要請した。原因は後日、施工業者から正式に示される見通し。

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