兵庫、京都、鳥取の3府県をまたぐ「山陰海岸ジオパーク」のガイドの有志が、インターネット上の地図サービス「グーグルマップ」を使い、広く知られていない名所や見どころのPRに取り組んでいる。ガイドの視点から「観光客に見てほしい」「案内したい」というスポットの魅力を、写真や口コミで投稿。いつでも誰でも見られる情報を充実させ、訪問先として選んでもらいやすくするという。豊岡市を拠点に活動を進める集客コンサルタントの今井ひろこさん(54)に、取り組みの意義を聞いた。
今井さんは、中小の宿泊事業者の経営を支援する中で、グーグルマップの集客効果に着目した。事業者らに同マップを使った情報発信のこつを助言するほか、ウェブ上で事業者の質問に無償で答える「プロダクトエキスパート」としても活動している。
同ジオパーク公認ガイドでもある今井さんは、率先して魅力を投稿して名所をPRしてきた。昨春には、豊岡市内であった同マップを活用した観光PRの発信セミナーで、自身のノウハウをジオパークのガイドらに解説した。
かつて旅行といえば、事前に雑誌や観光案内を見て旅先と現地での行き先を検討するものだったが、今はパソコンやスマートフォンによる情報収集で旅先を決め、現地入りしてから情報端末で行き先を探す人が多い。
今井さんによると、ジオパークの見どころ「ジオサイト」の多くはすでに地点が同マップに登録され、玄武洞をはじめ、有名な観光名所にはたくさんの投稿がある。一方、地元住民も足を運ぶ機会が少ない足跡化石や奇岩などのマニアックな場所は投稿も少なく、開拓の余地があるという。
但馬地域では交通の便が悪いところも多く、現地まで地元ガイドが同伴できるとも限らない。同マップ上では、自動翻訳で外国人らも口コミを閲覧できる状態になる。「どんな場所か」「周りにトイレや飲食店はあるか」「どんな方法でたどり着いたか」など、地図上に表示される情報を詳しくすることで、日本人だけでなく、インバウンド(訪日客)への情報提供を充実させることにもつながるという。
ただし、やみくもに投稿すればよいわけでもない。「大事なのは、観光客自身に投稿してもらうこと」と今井さん。例えば、インバウンドが自身の母国語で投稿してくれると、同じ国の人たちの安心感につながる。地元住民の側も、その場所がどういう理由で良いのか、楽しみ方を具体的に伝える工夫が必要だ。
また、投稿をすれば同マップの利用者らに閲覧されるが、実際に活用してもらうまでには、ネット上以外でのPRが重要になる。住民やガイド自身がまず同マップを使い、「こんな情報を載せているから使ってみて」と口頭で伝える必要がある。今井さんは「地道な活動だが、スマホでできる地域貢献。こんな発信方法もあると知ってもらいたい」と話す。
【グーグルマップ】2005年に利用が始まったサービス。行き先や店を検索すると、地図上に場所の名前が示されたピンが表示され、写真や利用者らの口コミ、営業情報なども表示される。グーグルのアカウントを持っていれば、誰でも「ローカルガイド」として写真や口コミを投稿できる。見る側は、アカウントがなくても自由に閲覧ができるのが特徴だ。

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