兵庫県香美町村岡区板仕野の棚田でブランド米「とろかわの恋」を手がける田中敬二さん(69)が、総出品数国内最大の「第24回米・食味分析鑑定コンクール」で、都道府県別の兵庫1位に選ばれた。国際部門で最高賞を獲得した前回に続く2年連続の快挙。いずれも新しい品種の「ゆうだい21」で臨んだ。
ゆうだい21は、宇都宮大学が開発し、2010年に品種登録。コシヒカリより一回り大粒で、粘りが強く、かむほど甘みが広がる。東北や北陸の米どころを中心に近年注目が集まっているという。
田中さんは6、7年前から知人に勧められて栽培を始め、現在はコシヒカリとゆうだい21を8対2の割合で育てている。ゆうだい21は大阪・神戸方面に出荷しているが、米穀店から「ゆうだい21は、もうないですか」と問い合わせが入るほどの人気。数々のコンクールで受賞を重ね、コメ作りの「匠(たくみ)」と呼ばれる田中さんも、味や食感にほれ込んでいるという。
米・食味分析鑑定コンクールは、玄米2キロを出品し、1、2次審査で食味スコアや味度値などを計測。上位のコメのみが最終審査に進出できる。今回は全国各地や中国、台湾から5280品が寄せられ、22年12月3、4日に長野県小諸市で最終審査があった。
田中さんは21年の第23回コンクールで、上位約40人による「国際総合部門」にノミネートされ、最高賞の金賞を獲得した。今回は同部門の選から漏れたものの、同部門を除く出品者で都道府県別1位のコメを審査する「都道府県代表お米選手権」に選出。銀賞に当たる特別優秀賞を獲得した。
標高500メートルの板仕野の棚田は水田に流れ込む湧き水と昼夜の温度差で、おいしいコメが育つとされるが、高齢化で作り手は年々減少しており、田中さんは「板仕野の棚田をなんとか守っていきたい。受賞がその一助になれば」と話す。
ゆうだい21で受賞を連発する田中さんに対し、宇都宮大学は昨年12月、功労者表彰を贈呈した。田中さんのゆうだい21は今年の収穫分から、地元の道の駅などでも販売したい考えという。

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