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韓国に飛来したコウノトリ(コウノトリの郷公園提供)
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韓国に飛来したコウノトリ(コウノトリの郷公園提供)

 コウノトリの郷公園(兵庫県豊岡市祥雲寺)は25日、2022年7月に鳥取県内の電波塔巣から巣立ったコウノトリ1羽が韓国で確認された、と発表した。日本で巣立った個体の韓国での確認は昨年3月以来で、12例目となった。

 確認された個体(J0475・雌)は、今年1月11日に韓国・忠清南道の海岸にある瑞山(ソサン)市内の田んぼで餌を探していたという。

 郷公園によると、確認されたのは、母親が豊岡生まれの個体で、昨年7月11日に鳥取県北栄町の電波塔巣から巣立った。同9月には鳥取県内の別の場所で目撃されたが、その後、いつ韓国へ向かったかは分かっていないという。

 海外への移動は、韓国のほか、中国と台湾でも、日本で生まれた個体が確認されている。

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