但馬

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絵馬を奉納した(右から)神谷勝さんと松本まゆみさんと、受け取った水野伸昭住職=本住寺
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絵馬を奉納した(右から)神谷勝さんと松本まゆみさんと、受け取った水野伸昭住職=本住寺

 兵庫県豊岡市城崎町の伝統工芸「麦わら細工」の職人、神谷勝さん(81)が、干支(えと)の「卯(う)」を描いた大型絵馬を作り上げ、地元の本住寺に奉納した。紺地に真っ白な2匹のウサギが跳ねる躍動感のある作品。制作を依頼した同寺の檀家(だんか)の松本まゆみさん(71)は「個性的な色使いとかわいらしいウサギにひかれる」と喜んだ。

 神谷さんは、但馬を巡ってもらうきっかけにしてほしいと、2013年からその年の干支を描いた絵馬を各地の寺院に奉納している。

 9作品目となる今回は、初めて和紙を貼り付けた上に麦わら細工を施した。濃紺の背景に朝日が昇り、波に向かって2匹のウサギが跳ねている様子が描かれている。ウサギの白は染色前の麦わらで、あせたり汚れたりしていない部分をえりすぐったという。

 作品は本堂の入り口に掲げられる予定。松本さんは自身が年女であり、夫の三回忌の年でもあったことから、「大切な年に大好きな地元の伝統工芸の作品を奉納できて良かった」と話していた。

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