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巣の上で過ごすペア
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巣の上で過ごすペア

 コウノトリの繁殖シーズンを迎え、兵庫県立コウノトリの郷公園(同県豊岡市祥雲寺)は、郷公園近くの祥雲寺巣塔で子育てをする新しいペアのライブ配信をホームページ上で始めた。すでに産卵しており、同巣塔でひなが誕生すれば2年ぶりとなる。

 新しくペアになったのは、2005年に大陸から日本に飛来したとみられる野生個体「エヒメ」(雌・推定17歳)と8歳の雄。この雄はエヒメの孫だが、捕獲など近親婚対策の対象外という。エヒメは昨年、息子と親子婚となったため、息子を捕獲してペアを解消させていた。

 郷公園によると、3月6日に産卵。ライブ配信ではそれぞれが巣の上に伏せて抱卵する様子や、巣づくりのための枝や木片などを運ぶ姿などが確認できる。順調にいけば、4月10日ごろにひなが見られる予定。県内では今年、淡路市を筆頭に、朝来市、豊岡市内でも産卵が推定されている。

 昨年は国内8府県の計34巣塔から80羽のひなが巣立った。今年は昨年以上の巣立ちが予想されるという。

 コウノトリの郷公園TEL0796・23・5666

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