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今シーズン最後の競りにかけられる松葉ガニ=柴山港
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今シーズン最後の競りにかけられる松葉ガニ=柴山港

 日本海の冬の味覚、松葉ガニ(ズワイガニ雄)の漁期が20日で終了し、21日朝に津居山、柴山、浜坂、諸寄の各港で今季最後の競りがあった。記録的不漁だった昨季に続いて今季も不漁傾向だったが、昨季高騰した価格はやや落ち着いたという。

 兵庫県但馬水産事務所によると、漁解禁の11月6日から1月末までの松葉ガニの漁獲量は、津居山や香住で前年同期を上回ったが、1キロ当たり単価と漁獲金額は但馬、浜坂の両漁協とも前年同期を下回った。

 香美町香住区沖浦の柴山港ではこの日、沖合底引き網漁船8隻のうち「相生丸」「大仁丸」「栄正丸」の3隻が、松葉ガニ675キロを水揚げ。大きさや身の詰まり、色などで細かく選別されたカニが水槽に並び、午前7時からの競りで、仲買人たちが品定めしながら次々と落札した。漁獲金額は約565万円(税抜き)。最高ブランド「柴山ゴールド」のタグも2匹に付けられた。

 「カニの競りがあると港が活気づく。(シーズン終了は)やっぱりさみしいですよ」と話すのは但馬漁協柴山支所次長で競り人の守山学さん(40)。「今季は、柴山の船が主な漁場とする島根沖のカニが少なかった」という。

 船員の高齢化や船の老朽化で5月末に勇退する「大仁丸」は、最後となる松葉ガニの水揚げ。船主の妻は「半分さみしくて、半分ホッとした感じ」と話した。

 香住漁港は、19日が松葉ガニの最後の競りだった。(長谷部崇)

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