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ハタハタと朝倉サンショウがコラボした「はたはたアヒージョ」=豊岡総合庁舎
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ハタハタと朝倉サンショウがコラボした「はたはたアヒージョ」=豊岡総合庁舎

 兵庫県養父市発祥の「朝倉サンショウ」を使った特産品開発を手がける「イマジネ」(同県朝来市和田山町林垣)が、但馬地域が全国でもトップクラスの水揚げを誇るハタハタを使った新商品「はたはたアヒージョ『朝倉さんしょ』プラス」を発売した。ハタハタを漬けるオイルにサンショウを入れることで、深みのある味わいが楽しめるという。

 同社は2020年に創業し、朝倉サンショウを用いた味付けのりや大福餅、肉みそなどを開発してきた。アヒージョはオイルとニンニクで食材を煮込んだ料理で、新たに発売する商品は5品目となる。

 ハタハタは身の水分が多く、煮崩れしやすい。収穫時期を遅らせたサンショウの粉末を入れたオイルにハタハタを漬け込み、レトルトの袋に入れた後に加熱することでうま味を引き出した。

 そのまま食べるだけでなく、パスタにあえれば1袋で3~4人分になるほか、温めてバゲットに乗せたり、キノコや野菜と一緒に加熱したりするなどのアレンジもできる。同社の藤原雅晃代表(51)は「パスタがお薦め」。年間販売目標は千袋。ハタハタは近年、不漁が続くが、藤原代表は「今回の商品開発でノウハウが蓄積できた。未利用魚などの商品展開も検討したい」と話す。

 商品は100グラム入りで1296円。JAたじまの直販施設「たじまんま」や、同社のホームページ「美食但馬ドットコム」などで販売する。(阿部江利)

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