兵庫県豊岡市は、農薬や化学肥料を使わない有機農業を推進する「オーガニックビレッジ宣言」を出した。有機農業の産地形成を図る狙いで、同宣言は但馬地域で初めて。生物多様性に配慮した「コウノトリ育む農法」を普及させ、2027年度までに学校給食で提供する米飯を全て無農薬米に切り替える。(丸山桃奈)
農林水産省は25年までに全国100市町村での宣言を目指しており、地域ぐるみで取り組む自治体を「オーガニックビレッジ」と位置付け、財政支援をしている。県内の自治体では、丹波市と丹波篠山市が出しており、豊岡市は3番目。
同市では、05年のコウノトリの放鳥以来、野生復帰を促進する環境づくりの一環として、無農薬・減農薬の「コウノトリ育む農法」を推進してきた。4月28日付の宣言では、農薬に頼らない同農法を通じて、生き物との共生を説く環境学習を深めるため、「子どもたちが食べる学校給食用米のすべてに有機米を使用」と明記。有機野菜も順次提供していく方針も示した。
具体的には、23~27年度の5カ年で学校給食の米飯(年間90トン)を全て無農薬米にし、給食に有機野菜を導入する「有機の日」を年12回実施する。このため、有機栽培農地の面積を現在の260ヘクタールから280ヘクタールに拡大し、有機農家を41戸から50戸に増やすなどの目標を設定した。
ほかに、有機農業の研修会を開き、飲食店や旅館で有機農産物の活用を図ることなども盛り込んだ。市内の生産者ら7人でつくる委員会が策定した「有機農業実施計画」に、これらの取り組みを掲げた。
同市は従来、市立小中学校の給食に同農法で作った減農薬米を通年で提供していた。今年1月には初めて、無農薬栽培で収穫量が多い新品種「つきあかり」を2週間導入。市によると、23年度は3学期の3カ月間(24年1~3月)に無農薬米を導入する予定という。
4月28日の宣言式には、JAたじま(豊岡市)の太田垣哲男組合長と、県豊岡農林水産振興事務所の堀川道信所長が立ち会った。関貫久仁郎市長は「食を通した地域ぐるみで有機農業や環境創造型農業をさらに推進する」などと宣言した。

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