芸術文化観光専門職大学の学生らが制作したチョークアート=養父市大屋町明延
芸術文化観光専門職大学の学生らが制作したチョークアート=養父市大屋町明延

 1987年に閉山した明延鉱山をテーマに地域を盛り上げる「第15回一円電車まつり」が1日、養父市大屋町の明延地区であった。一円電車の体験乗車会や坑道見学、鉱石発掘体験のほか、明延を題材にしたチョークアートの制作もあり、家族連れや電車ファンら約1500人が楽しんだ。(吉田みなみ)

 「鉱石の道」明延実行委員会や明延区などが毎年開催。明延鉱山はかつて日本一のスズ鉱山として栄え、鉱石や従業員らを運ぶ鉱山列車「一円電車」は地区のシンボルだった。