新曲「マザーリバーは永遠に」の歌と踊りを発表する「国府音頭を広める会」のメンバーたち=豊岡市日高町野々庄
新曲「マザーリバーは永遠に」の歌と踊りを発表する「国府音頭を広める会」のメンバーたち=豊岡市日高町野々庄

 豊岡市日高町の女性有志らでつくる「国府音頭を広める会」が今年、発足30周年を迎えた。1994年に発足して以来、地元でも定番の「国府しゃあしゃあ音頭」をはじめ、4曲の歌と踊りを地域に送り出してきた。今年10月には節目を祝う5曲目「マザーリバーは永遠に」を発表。11月も「母なる川、円山川やふるさとへの思いを込めた」という歌や踊りを各地で披露する。(阿部江利)

 同会は「地元ならではの音頭を」と、94年に但馬全域で開かれた「但馬・理想の都の祭典」を機に誕生した。現在、若手からベテランまで22人が参加している。2014年の20周年に2作目「恋する・ひだか」を制作し、17年に「マロニエ物語」を、25周年の19年には「こくふっていいね」をそれぞれ発表した。同地区コミュニティセンターなどで練習を重ね、地域内外の催しなどで披露してきた。