1987年に閉山した明延鉱山(養父市大屋町明延)のシンボル「一円電車」の2025年度体験乗車会が今月中旬、始まった。遠方から訪れた人らを乗せ、広場に敷かれたレール上を周回した。(吉田みなみ)
一円電車は、明延鉱山の鉱石を神子畑選鉱場(朝来市佐嚢)に運ぶため、1929(昭和4)年から運行した「明神電車」の愛称。通勤や買い物客などを乗せるようになり、52年からは乗降数を数えやすくしようと運賃を1円にしたため一円電車として親しまれた。87年の閉山前に廃止された。
1987年に閉山した明延鉱山(養父市大屋町明延)のシンボル「一円電車」の2025年度体験乗車会が今月中旬、始まった。遠方から訪れた人らを乗せ、広場に敷かれたレール上を周回した。(吉田みなみ)
一円電車は、明延鉱山の鉱石を神子畑選鉱場(朝来市佐嚢)に運ぶため、1929(昭和4)年から運行した「明神電車」の愛称。通勤や買い物客などを乗せるようになり、52年からは乗降数を数えやすくしようと運賃を1円にしたため一円電車として親しまれた。87年の閉山前に廃止された。