私たち夫婦が毎週通う豊岡市の「小坂地区コミュニティセンター」は、明るく行動力のある支援員さんばかりで、予定表はびっしりだ。小坂在住でなくても参加できるのがありがたい。
私たちのお目当ては「玄さん体操」だ。正式名称は「元気もん体操」だが、親しみをこめてここではそう呼んでいる。参加は7、8人くらいから十数人の時もある。筋トレメニューが強化された中上級編に進級したので結構キツいが、みんなと一緒なら頑張れる。
体操の後の「火曜サロン」は、おのおの好きなことをしながらの茶話会。もともと、手芸好きの人が始めたので、刺しゅうや編み物をする人の割合が多い。私は傷んだ衣類をカラフルかつおしゃれに繕う「ダーニング」を教わってハマり、刺し子にも挑む。
荷造り用「PPバンド」のバッグづくりの人もいるし、急に歴史講座が始まることもある。手作りスイーツや野菜をおすそ分けしてくれる人もいて、いつも笑顔があふれている。
そんな火曜メンバーの中でいま、モルックがブームとなっている。前回のコラムで書いたマイモルックを持参したところ、全員が興味を示してくれた。
室内なので公式ルールにこだわらず、距離を短くしたり、ペナルティーを軽くしたり、独自ルールを設定して楽しんでいる。緩さがいいのか、ふた月ほどモルック大会が続いている。
みんな上達して、但馬ドームの練習会に参加する人も現れた。新しい事に対して、考える前にまず一歩踏み出してみる人が多いのは、但馬の気質だろうか。
遠く離れた人ともリモートでつながれる世の中になり便利とも思うが、実際に会って、目を見て話し、笑い合う。生身の触れ合いの尊さを、ひしひし感じるきょうこのごろなのである。
























