自宅に１７年間ひきこもり、昨年から丹波市の障害者支援施設で働く糸井博明さん（４９）＝丹波市柏原町柏原＝が、これまでの歩みを記した著書「スイングバイ」を自費出版した。ひきこもり始めた理由や、周囲に支えられ仕事や勉強に励んだ日々などが赤裸々に語られている。糸井さんは「同じ境遇の人たちを勇気づけ、背中を押すことが私の生きている意味」と話す。（伊藤颯真）
家族の不和、宗教2世、不登校…ひきこもり17年、赤裸々に「同じ境遇の人、勇気づけたい」福祉施設職員が著書 柏原
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